A様からご依頼を受けたのは秋も終わりの頃。
   お嬢さまが三人もおられるとは思えない、可憐で華奢なA様。

   「雑草が酷くてキリがないんです。もぉ、どおしたらいいか判らなくて・・・」と

   そんなお声を聞くことは決して少なくはありませんが、現場を見て一筋縄では行かない事を感じました。





   さて。。。どんなご提案をしましょう。

   現状の雑草自体は除草除根等で対応できますが、根本原因はその環境。
   大きな貯水池、神社の裏手に面したお庭は「借景」としてのメリットは大きいものの
   それに負けないデメリットも。

   敷地を超えて空から飛来する種、地中からやってくる根っこ。
   その全てを遮断するのは不可能に近い。

   また、気になったのが借景と雑草地の境目。
   折角お庭を綺麗にしても、見える景色でイメージが変わっていまうかも。。。

   でも、お庭を楽しみたいと奥様が植えられたハーブなどが雑草に負けじと頑張っています。
   目指すは『作り過ぎず、既存の植物とも馴染むナチュラルガーデン』
   様々な角度からアイディアを出す必要がありましたた。


          北東にあたる貯水池に面した所は、地中にブロックを埋め根っこを遮断。1.8mの板塀と2mを越える塀で味気ない景色を軽減しました。塀を超えてきた葉っぱは切る-そんなメンテナンスをして頂いています
          北東にあたる貯水池に面した所は、地中にブロックを埋め根っこを遮断。1.8mの板塀と2mを越える塀で味気ない景色を軽減しました。塀を超えてきた葉っぱは切る-そんなメンテナンスをして頂いています 水鳥もやってくる貯水池は、見たい時にここから眺められる様に・・・♪ 「お砂場欲しい〜」の声にお応えしたスペースは、将来は植栽スペースへと      既存の植栽に手を入れて作った自然石とレンガ敷きの園路。目地に自然に馴染んで丈夫なモリムラマンネングサを植えました       ヘデラでいっぱいだった通路は、あえて高さのある自然な風合いの川石を敷いて。こちらは草丈が上がるメキシコマンネングサを追加


       ここの環境では「全てをコンクリートで埋め尽くす」って位しないと、雑草の根絶は無理と判断。
       そこで、ご提案したのは
       雑然とした周りの景色へ行きがちな視線を庭へ戻し、環境と付き合いやすくする庭。
       「なんとなく好きな植栽を植える場所」から「遊ぶ・育てる・過ごす庭」へ。
       
       広いお庭をそれぞれ意味を持たせる事で、メンテナンスが必要な場所を絞りました。
       またお子さんの遊びに付き合ったり植物の手入れでお庭で過ごす時間が増える事で、
       自然とメンテナンス頻度も上がるのでは・・・と考えました。

       完成が夏だったので暫くすると
       「もう既に園路に掛かった植栽は切ったんですよ」と奥様。
       けれどもその言葉は
       「ここは延びてOK、ここまで来たら切る」
       と早速ご自分なりのお手入れ目安を作られてる様に感じました。

       緑に囲まれる事自体は好きと言われてた奥様。
       他にも雑草に負けない植栽を追加するコントロールも実践中。
       これから春に向け、まだまだ見守りつつ楽しんで頂ければと思います。
       






      園路のモルタルステップにお嬢さん三人三様の手形を。
      デコレーションにも個性が出ました(^-^)

これからも明るい笑い声た〜くさん遊んで下さいね(^^)
         これからも、たくさん遊んで下さいね♪